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映画「愛がなんだ」主役のマモルやテルコは誰が主演?あらすじと感想もまとめました!

2019年4月19日公開の映画「愛がなんだ」。

主人公テルコとマモルを中心とした恋愛群像劇で、公開と同時に若い女性を中心に人気を集め、話題となりました。

今回は映画「愛がなんだ」の主役、マモルとテルコを演じるお二人を紹介します。

映画「愛がなんだ」主役のマモルやテルコは誰が主演?

テルコ

©2019 映画「愛がなんだ」製作委員会

主人公で28歳OL。

知人の結婚式で知り合ったマモルに恋をしてからというもの、彼からの連絡を常に待機。

連絡があれば仕事もほっぽり出してどこへだって行くようになります。

マモルのことで頭がいっぱいで周りが見えなくなってしまう、文字通りマモル至上主義な女性です。

 

主人公、テルコを演じるのは、岸井ゆきのさん

岸井ゆきのさんは1992年生まれ、神奈川県出身です。

2009年のデビュー以降、映画、ドラマ、舞台と様々な作品に出演。

2016年、NHK大河ドラマ「真田丸」で

主人公・真田信繁の側室・たかを演じたことで注目を集めました。

2017年、映画「おじいちゃん、死んじゃったって。」で映画初主演を務め、

第39回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞。

主な出演作は、映画「悪の教典」、「銀の匙 Silver Spoon」

「MIRACLE デビクロくんの恋と魔法」、「サムライフ」

「ピンクとグレー」、「森山中教習所」、「だれかの木琴」、

「闇金ウシジマくん Part3」、「太陽を掴め」、「ここは退屈迎えに来て」など。

2018年連続テレビ小説「まんぷく」(NHK)では、主人公福子の姪・タカを演じ、話題になりました。

マモル

©2019 映画「愛がなんだ」製作委員会

通称マモちゃん。テルコの思い人。

知人の結婚式で出会ったテルコに頻繁に連絡をするようになります。

深夜飲みに誘ったり、家に泊まらせたり、まるで彼氏のように振る舞いますが、実際はテルコのことを都合のいい相手だとしか思っていません。

 

そんなマモルは成田凌さんが演じています。

成田さんは1993年生まれ、埼玉県出身。

ファッション雑誌「MEN’S NON-NO」のモデルオーディションに合格し、

2013年より専属モデルとして活動を始め、

2014年にフジテレビオリジナルドラマ「FLASH BACK」で俳優デビューを果たしました。

ドラマでは、「逃げるは恥だが役に立つ」、

「コード・ブルー‐ドクターヘリ緊急救命‐3rd season」などに出演。

映画では、メインキャストを演じた映画「キセキ‐あの日のソビト‐」が話題になりました。

そのほか「新宿スワンⅡ」、「ニワトリ★スター」、「ラブ×ドック」

「劇場版コード・ブルー‐ドクターヘリ緊急救命‐」、「ここは退屈迎えに来て」

「ビブリア古書堂の事件手帖」、「スマホを落としただけなのに」

などに出演する人気俳優です。

あらすじ

©2019 映画「愛がなんだ」製作委員会

主人公のテルコ(岸井ゆきのさん)は知人の結婚式で出会ったマモル(成田凌さん)に

恋する28歳OL。

マモルのことで頭がいっぱいのテルコは、マモルからの連絡を常に待機し、

マモルから連絡が来ればどこにいても、何をしていてもマモルのもとへ駆けつける。

平日デートに誘われれば仕事をぶっちぎり、会社では仕事そっちのけで携帯を確認する日々。

しかしマモルにとって、テルコはただの都合のいい相手。

生活のすべてをマモルに捧げるテルコを心配する友達の助言も聞き流し、ついに会社はクビに。

それでもテルコは気にせず、マモルのため頼まれてもいない家事にいそしみ

結果、マモルからの連絡も来なくなってしまう。

それから3ヶ月が経ったある日、マモルから急に連絡が。

会いに行くと、彼の隣には年上の女性、すみれがいた。

さらにテルコは、マモルがそのすみれに思いを募らせていると知ってしまう。

感想

©2019 映画「愛がなんだ」製作委員会

公開されてすぐに若い女性の間で話題になった映画「愛がなんだ」。

テルコとマモル、二人の関係に名前を付けるとしたら、セフレ、といったところでしょうか。

言葉にすると簡単なのですが、二人の間には何とも言えない空気が漂っていて、

決して羨ましい関係ではないのに、なぜか引き込まれてしまいます。

 

テルコはちょっと異常なくらいマモルに尽くしていますが、

多かれ少なかれ、同じような経験をした女性も少なくないのではないでしょうか。

これが若い女性に支持される理由の一つだと私は思います。

 

頭の中が好きな人のことでいっぱい。

好きな人のために時間を使いたい。好きな人のためなら何でもする。

好きな人に対してそんな風に感じる人も少なくないはず。

映画「愛がなんだ」は、そんな誰もが経験したことがある

恋愛の1シーンを巧みに描いているんですよね。

 

だからこそ、テルコの行動は異常なのになぜか共感してしまうし、引き込まれてしまう。

かく言う私も自身の恋愛体験と主人公のテルコを重ね合わせて見てしまいました。

人に見られたくないところを見させられているような、そんな感覚です。

好きな人にどんなに尽くしても、好きな人からしたらそれが嬉しいこととは限らない。

どんなに尽くしても、好きな人が自分のことを好きになってくれるわけではない。

それが分かっててもうまくいかない。

テルコの姿を見て、結局「愛」って何だろうと考えてしまう、そんな作品でした。

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